クラニオ 頭蓋顎顔面 クルーゾン 頭蓋縫合早期癒合 アペール 眼球陥凹 眼球突出 慶應 形成外科
HOME | クラニオ外来とは 取り扱う疾患 治療方法 診療実績 医師紹介 Contact Link  

 
顔面裂 Facial Cleft
  生まれつき組織の一部がさけた状態を「」とよび、顔が形成される過程において何らかの組織の障害や癒合不全によって生じると考えられています。もっとも頻度の高いものは唇裂ですが、その他にもトリーチャー・コリンズ症候群巨口症眼窩隔離症など様々な裂異常があり、これらを総じて顔面裂と呼びます。変形の程度も、皮膚がくぼんでいるように見える軽度のものから、顔の骨にまで裂が存在する高度のものまで様々です。

様々な形を呈する顔面裂

  治療内容は個々の変形によって大きく異なります。くちびるや眼の機能の獲得、脂肪や骨などの組織移植、顔の骨の移動など非常に高度で専門的な治療が必要となります。手術は成長が終了するまで、細かな修正術を含めて何回も行う必要があるため、形成外科だけでなく、専門の小児科医と連携した治療と経過観察が必要です。
※ 顔面裂は個人が特定できる可能性が非常に高いため、症例写真や術後結果は掲載しておりません。

Copyright (C) 慶應義塾大学医学部 形成外科 クラニオ外来. All Rights Reserved.