クラニオ 頭蓋顎顔面 クルーゾン 頭蓋縫合早期癒合 アペール 眼球陥凹 眼球突出 慶應 形成外科
HOME | クラニオ外来とは 取り扱う疾患 治療方法 業績 医師紹介 Contact Link  

 
眼瞼、眼球の高度変形 −眼球陥没、眼球突出−
  ボクサーを代表として、何らかの外力が眼に伝わると眼を入れている眼窩という入れ物の底が抜けます。その結果、眼球が下がってしまう眼球陥没(眼球陥凹)が起きます。このままにしておくと見た目の問題だけでなく、モノが二重に見えてしまい、時には吐き気をもよおし、日常生活に支障をきたします。そのほかにもさまざまな原因で眼球陥凹は起こります。
  また一方で、
甲状腺の病気(バセドゥ病)のときに眼球突出といって、その名の通り、眼が飛び出てしまうこともあります。眼が乾燥しやすくなったりします。
  これらの原因としては上にあげたように外傷性や疾患に伴うもののほかに、生まれつきの方もいます。


眼球突出 外傷による左側の眼球陥没
(赤線より左側の眼が右側より下がっている)


  こうした眼の位置以上の修正手術には、いずれもその手術後に「モノが二重にみえる」、「失明」などの重篤な合併症の危険をはらみますが、術前にCTを撮影し、そのデータから患者さま自身の実体模型を作成し、しっかり術前計画を立てて慎重に行うようにしております。
  他院で改善が困難と言われた場合なども、相談にいらしてください。

Copyright (C) 慶應義塾大学医学部 形成外科 クラニオ外来. All Rights Reserved.